企業理念

「ゼロカーボン匝瑳」の実現
 脱炭素で匝瑳を元気に

私たちは 市民の皆様の参加による地産地消エネルギー開発供給を通して、
地域の課題解決と活性を図り持続可能な匝瑳市の発展を目指します

代表者挨拶

匝瑳市は、昨年11月に国の補助事業である「脱炭素先行地域」に選定されました。国の助成金を活用して再生可能エネルギーを拡大することで脱炭素社会を実現するというものです。匝瑳みらい株式会社は、匝瑳市と連携しその事業を中心的に担う会社として設立された公共性の高い会社です。私たちは、そのことを肝に銘じて市民に開かれた透明性の高い会社運営に徹してまいります。そして、脱炭素社会の実現と同時に地域課題の解決を図ることで持続可能な地域社会の実現を目指して行きます。

まずは、国の制定した「地域脱炭素ロードマップ」に従い、脱炭素先行地域として選定された事業を中心に匝瑳市の脱炭素化を始めていきます。選定地域のみでこの取り組みを終わられることなく匝瑳市全体に横展開していきたいと考えています。

そのためには、何よりも先行地域における脱炭素化の取り組みの実現が不可欠です。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

≪匝瑳みらい株式会社 代表 椿 茂雄≫

脱炭素先行地域とは

国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。

実現に向けて制定された「地域脱炭素ロードマップ」において、2025年度までに脱炭素に向かう地域特性等を先行的な取組実績の道筋をつけ、2030年までに実行。多様な地域において地域課題を同時に解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素に向かる取組の方向性が示されました。この2030年度目標と整合する取組地域での「実行の脱炭素ドミノ」のモデルが脱炭素先行地域となります。

▶️ 脱炭素先行地域 – 脱炭素地域づくり支援サイト|環境省

脱炭素先行地域への匝瑳みらいの取り組み

国が進めている「脱炭素先行地域」事業は、単に再生可能エネルギーを拡大するだけではありません。その取り組みを通じて地域の課題を解決すること、地域循環経済を確立して地域の自立・活性化を図ることも目的としています。豊和地区では、地区内にあるソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の収益から拠出される「村つくり基金」を活用して、地域の人たちが自主的・主体的に地域の課題解決に取り組んでいます

この事業は、匝瑳市全体を脱炭素化することが目標ですが、5年間という限られた期間でそれを実現することは不可能です。そのため、豊和・春海、八日市場ハ・ロ、飯倉を先行エリアに指定して集中的に脱炭素化を図ることとしています。

そして、そこで得た事業収益を先行地域以外に集中的に投資することで匝瑳市全体の脱炭素化、「ゼロカーボンシティ匝瑳」の実現を目指して行きます。